「AI検索対策(LLMO)の見積もりが届いたけれど、この金額が妥当なのか分からない」。
AI検索対策とは、ChatGPTやGoogleのAIに聞かれたときに、自社を正しく答えてもらうための工夫です。
StartWithの見方では、AI検索対策の費用は、1回で終わる作業と、毎月続く作業の量で決まります。
見積もりでは、次の3つを確かめます。
- 1回で終わる作業と、毎月続く作業が、分けて書かれているか。
- 毎月の作業が、何を何回やるかで書かれているか。
- 効果を、どう確かめて知らせてくれるか。
StartWithは、起業家とスタートアップのホームページを制作する会社です。自社のホームページで、1回で終わる作業を実際にやりました。
この記事では、見積もりの読み方だけを説明します。金額の幅と、AIの画面の操作は書きません。
課題|中身の分からない見積もりのまま頼むと、何が起きる?
見積書に作業の中身が書かれていないと、何が変わったかを確かめられないまま、費用を払いつづけることになりかねません。
たとえば「AI検索対策 一式」とだけ書かれているなら、次のようなことが起こりえます。
- 1回で終わる作業にも、毎月の費用を払いつづける。
- 毎月、何をしてもらったのかを、社内で説明できない。
- やめたあとに、何が残るのかが分からない。
かといって、AIの答えを放っておいてよいわけでもありません。
StartWithの社名を、ひらがなで「すたーとうぃず」とGoogle検索しました(2026年9月13日)。
検索結果に出るAIの答え(AIによる概要)は、同じ読みのゲームアプリを説明しました。
正式な社名の「合同会社StartWith」で聞けば、所在地も代表者も、正しく答えます。
原因|なぜ、AI検索対策の費用は比べにくい?
StartWithは、「AI検索対策」という名前の下に、1回で終わる作業と毎月続く作業が混ざっているためだと見ています。
StartWithでは、AI検索対策の作業を、次の2つに分けています。
| 作業 | 1回か毎月か | 例 |
|---|---|---|
| 会社情報をそろえる | 1回で終わる | 正式な社名・法人番号・住所を、ホームページに書く |
| 社名の書き方を記録する | 1回で終わる | 全角と半角など、書き方の違いを記録する |
| 記事を書く | 毎月続く | お客さんが聞きそうな質問に、答える記事を足す |
| 答えを確かめる | 毎月続く | 同じ質問をAIに入れて、答えを記録する |
1回で終わる作業は、終わったあとに、何を直したかを確かめられます。
毎月続く作業は、本数や回数が書かれていないと、何にいくら払っているのかが見えません。
解決策|見積もりでは、どこを確かめる?
1回の作業と毎月の作業の分け方、毎月の回数、効果の確かめ方の3つを、上から順に確かめます。
| 確かめること | 見積書で見るところ | 分かること |
|---|---|---|
| 1. 1回と毎月が分かれているか | 作業の一覧 | 最初に1回払う分と、毎月払う分 |
| 2. 毎月の作業の回数 | 毎月の作業の欄 | 記事の本数や、答えを確かめる回数 |
| 3. 効果の確かめ方 | 報告の欄 | 何が変わったかを、どう知らせてくれるか |
順番は、金額を比べられるようになる順です。1つ目で作業が分かれていないと、2つ目の毎月の回数も読み取れません。
3つ目で確かめ方を聞くのは、同じ質問でも、AIの答えが変わることがあるからです。
確かめるときに、気をつけること
- 「一式」とだけ書かれていたら、作業の一覧を出してもらう。
- 毎月の作業は、記事なら何本、確かめるなら何回と、数で書いてもらう。
- AIの答えを1回見せるだけの報告なら、時間をあけて何回聞くかも決めてもらう。
根拠|StartWithのホームページでは、何をした?
StartWithは、自社のホームページで、1回で終わる作業を2つやりました。
| やったこと | 見つかったこと |
|---|---|
| 法人番号を書き足す | 2026年9月まで、ホームページのどこにも書いていなかった |
| 社名の書き方を記録する | 登記では全角、ホームページでは半角で、書き方が割れていた |
法人番号は、いまは会社情報のページと、機械向けに会社情報をまとめた部分(構造化データ)の両方に書いています。
社名は、どちらかに寄せていません。全角と半角の両方の書き方を、構造化データに記録しました。
StartWithの代表が制作で関わった30社のホームページでも、法人番号を書いた会社は、1社もありませんでした。
AIの答えは、1回見ただけでは判断できない
StartWithは、2026年9月13日に、同じ質問を約45分あけて2回、Google検索に入れました。
質問は、「すたーとうぃずについて教えてください」です。
すると、AIによる概要の答えが変わりました。1回目は、ゲームアプリだけを説明する答えでした。
2回目は、ゲームアプリを先に挙げながら、StartWithを候補の1つに入れて聞き返す答えでした。
そのためStartWithは、AIの答えは、1回見ただけでは判断できないと見ています。
法人番号を書き足したあとに、AIの答えが変わったかどうかは、まだ確かめていません。
まとめ|まず、何から始める?
AI検索対策の見積もりでは、次の3つを確かめます。
- 1回で終わる作業と、毎月続く作業の分け方
- 毎月の作業の回数
- 効果の確かめ方
3つを一度に確かめなくても、大丈夫です。
まずは、届いた見積もりの送り主に、「1回で終わる作業と、毎月の作業を、分けて書き直してください」と頼んでください。
分けて書いてもらえれば、毎月の費用に何が入っているのかが、見えるようになります。
ご相談|AI検索対策も含めて、ホームページを任せたいときは?
StartWithは、ホームページの制作から、公開したあとの更新、検索対策までを、まとめてお受けしています。
会社情報や構造化データの直しも、AI検索対策として、ホームページの更新の中でおこないます。
会社の情報が変わったときは、ホームページの会社情報も、いまの会社と同じにそろえます。
StudioやWordPressのままのホームページの更新は、お受けしていません。
その場合は、ホームページをつくり直すところから始めます。
ご相談は、お問い合わせからお送りください。
StartWithの支援が向く会社と、向かない会社
StartWithがAI検索対策を含めてホームページを引き受ける場合、成果が出やすい会社と、そうでない会社があります。
StartWithの支援が向く会社
- AI検索対策だけでなく、ホームページの更新も、まとめて任せたい会社。
- 直したいことを伝えるだけで、あとは任せたい会社。
- 凝った動きのない、ふつうのつくりのホームページでよい会社。
StartWithの支援が向かない会社
- デザインやアニメーションに凝りたい会社。
- 管理画面から、自分で文章を直したい会社。
- StudioやWordPressのまま、運用を続けたい会社。
- AI検索対策だけを、ほかと切り離して頼みたい会社。
この記事のよくある質問
Q. AI検索対策(LLMO)の費用は、何で決まりますか
StartWithの見方では、1回で終わる作業と、毎月続く作業の量で決まります。見積もりでは、この2つを分けて書いてもらいます。
Q. AI検索対策で、まず自社のホームページの何を見ればよいですか
StartWithは、まず会社情報のページで、正式な社名・法人番号・住所がそろっているかを見ています。StartWithが自社の法人番号を書き足したあとに、AIの答えが変わったかは、まだ確かめていません。
Q. AI検索対策の効果は、AIに1回聞けば分かりますか
1回では判断できません。StartWithが同じ質問を約45分あけて2回聞いたところ、GoogleのAIによる概要の答えが変わりました。