Studioでつくったサービスサイトにお問い合わせが来ないとき、原因は3つのどれかです。検索結果に出ていないか、出ているのに読者が問い合わせと資料ダウンロードに進む材料がないか、その2つの数を測れていないかです。
StartWithでは、この3つを5つの手順で切り分けています。手順1と手順2で、いま何が起きているかを確かめます。手順3から手順5で、足りないものを足します。
使うのは、サーチコンソールとGA4の2つだけです。5つとも社内で進められます。上から順に、手を動かしながら読んでください。
STEP1|Studioのサイトが検索結果に出ているかを、確かめる
最初に確かめるのは、インデックスです。検索結果に出ていなければ、デザインもコピーも、まだ誰にも見られていません。
見る順番
- サーチコンソールに、サイトが登録されているかを見ます。
- 「ページ」で、主要なページが登録されているかを見ます。
- 「検索結果」で、表示回数が発生しているかを見ます。
- ゼロなら、Studioの公開設定で検索避けが入っていないかを見ます。
StartWithが相談を受けた案件で、サイトがノーインデックスのままだったことがあります。委託先の制作会社が、テスト用に入れた検索避けの設定を、戻していませんでした。
誰も気づかないまま、運用だけが続いていました。
この手順が終わると、原因が「見られていない」のか「見られているのに動かれていない」のかを、切り分けられます。表示回数がゼロなら、そこを直してから手順3へ進みます。
STEP2|サイトに来た読者の反応を、GA4で確かめる
検索結果に出ているのに問い合わせが来ないなら、次に見るのは、読者の反応です。
GA4で見る数字は、3つです
- 直帰率。読者が来てすぐに、離れてしまった割合です。
- 1セッションあたりの平均ページ数。読者が回遊したかが、分かります。
- 再訪の数。読者が検討のために戻ってきたかが、分かります。
この形なら、足りないのは判断材料です
- 流入はあるのに、直帰率が高い状態です。
- 平均ページ数が少なく、読者が回遊していません。
- 問い合わせも資料ダウンロードもせずに離れ、戻ってきません。
考えられる原因は2つです。検討するだけの判断材料を渡せていないか、サービスの魅力が狙っている相手のニーズと合っていないかです。
この場合、StartWithは導線とUIを疑いません。StartWithが見てきた案件では、本当に検討している読者は、多少UIが悪くても問い合わせてくれます。
読者はAI検索も使いますので、StartWithは情報がそろっているかを重く見ています。
この手順が終わると、直すのが見た目ではなく、読者に渡す情報のほうだと判断できます。
STEP3|計測タグを入れて、どこで止まっているかを測る
最初に足すのは、計測タグです。直した時点からデータが取れますので、いちばん早く結果が出ます。
設定するもの
- メール配信ツールのタグ。メルマガから来た読者の数が、分かります。
- 広告のタグ。広告から来た読者の数が、分かります。
- コンバージョンの目標。問い合わせと資料ダウンロードを、数えられます。
計測タグが抜けている案件を、StartWithは2件見ています。メール配信ツールのタグが入っておらず、メルマガから来た読者の数を計測できていなかった案件がありました。
Google広告の目標が設定されておらず、広告経由の問い合わせが測れていなかった案件もありました。
この手順が終わると、次に何を直せばよいかを数字で決められます。手順4と手順5の成果も、ここで測れます。
STEP4|資料のダウンロードボタンを置いて、押せる読者を増やす
問い合わせフォームだけだと、まだ決めていない読者が押すボタンがありません。問い合わせは、決めた人だけが押します。
資料のダウンロードなら、比べている段階の読者も押せます。
用意するもの
- 自社のサービスの範囲・料金・契約の期間を1つにまとめた資料をつくります。
- メールアドレスを入力するフォームを、Studioに置きます。
- 記事とサービスページの両方から、そのフォームに行けるようにします。
- 手順3で入れた計測の目標に、資料のダウンロードを追加します。
この手順が終わると、公開した時点から変わります。名前も分からずに離れていた読者が、手元のリストに残ります。
STEP5|記事の置き場所をつくって、検索される言葉を増やす
サービスページだけでは、検索される言葉を拾えません。サービス名を知らない読者は、その名前では検索しないためです。
やること
- StudioでコラムのCMSをつくり、一覧ページと詳細ページを用意します。
- 自社のお客様が検索する言葉を、書き出します。
- その言葉に、自社でしか書けない中身があるかを確かめます。
- その言葉1つにつき、記事を1本ずつ用意します。
- 記事から、手順4で置いたダウンロードボタンに行けるようにします。
記事は、5つのなかでいちばん時間がかかります。効きはじめるのは6か月目からと、StartWithは計画値で見ています。
StartWithの代表は、Webデザインを学ぶ前、オリジナル商材と他社から仕入れた商品を同じECサイトで売っている会社で、Webディレクターをしていました。商品名で検索されていたのは、オリジナル商品のほうだけでした。
StartWithは、検索されるかどうかは2つで決まると見ています。オリジナルの商品やサービスがあるかと、同じ商材でも自社から買う理由があるかの2つです。
StartWithは、困りごとの言葉で記事を書くときも、同じことが起きると見ています。そこにしかない中身があるものだけが選ばれる点は、商品でも記事でも変わらないためです。
記事に置き換えると、1つ目は自社でしか書けない中身があるか、2つ目は同じテーマでも自社から読む理由があるかだと、StartWithは見ています。
この手順が終わると、サイトは、サービス名で探した人だけでなく、困りごとの言葉で探した人にも見つかる形になります。そのうえで自社でしか書けない中身があれば、読んだ人に選ばれるとStartWithは見ています。
まとめ|5つの手順の順番と、外注を考える場面
手順ごとに、動きはじめる時期が違います
| 手順 | やること | 動きはじめるまで |
|---|---|---|
| 手順1|検索結果 | インデックスと表示回数を見る | 見た時点で分かる |
| 手順2|読者の反応 | 直帰率・平均ページ数・再訪を見る | 見た時点で分かる |
| 手順3|計測タグ | タグと目標を設定する | 直した時点から |
| 手順4|資料のボタン | メールアドレスと引き換えに渡す | 公開した時点から |
| 手順5|記事の置き場所 | 検索される言葉で、ページを増やす | 6か月目から(計画値) |
進めるのは、上からの順番です。計測が直っていないと、手順4と手順5が効いたかどうか分かりません。
社内で進めるか、外注するか
5つとも社内で進められます。外注を考えるのは、次のようなときです。
- 手順3。タグの知識がないと、担当者の手が管理画面で止まります。
- 手順4。読者が決められる並べ方には、情報設計の知見がいります。
- 手順5。検索される言葉を選んで書きつづける時間が、取れません。
StartWithは、この3つとも引き受けています。
StartWithの支援が向く会社と、向かない会社
StartWithの支援が合うかどうかは、次で判断できます。
StartWithの支援が向く会社
- Studioでサイトをつくり、公開したあとも社内で更新していきたい会社。
- 問い合わせを受ける営業の担当者が、社内にいる会社。
- 公開したあとも、半年以上つづけて運用する予定がある会社。
StartWithの支援が向かない会社
- 単発の制作だけを求めていて、公開したあとに運用する予定がない会社。
- 3か月以内に成果を求める会社。
- SNSや動画を主戦場にしたい会社。
- すべてを丸投げしたい会社。更新のやり方が、社内に残りません。
ご相談は、お問い合わせからお送りください。2営業日以内に、代表の築地から返信します。
この記事のよくある質問
Q. Studioのサイトで集客できない原因は、どこにありますか
原因は3つのどれかです。検索結果に出ていないか、出ているのに読者が問い合わせと資料ダウンロードに進む材料がないか、その2つの数を測れていないかです。手順1でサーチコンソールの表示回数を見て、検索結果に出ているかを切り分けます。出ているなら、手順2でGA4の直帰率・1セッションあたりの平均ページ数・再訪の数を見て、読者が動いているかを見ます。数を測れていないなら、手順3でメール配信ツールのタグ・広告のタグ・コンバージョンの目標の3つを設定します。5つとも社内で進められます。
Q. Studioのサイトが検索結果に出ているかは、どう確かめますか
最初に確かめるのは、インデックスです。サーチコンソールを開き、サイトが登録されているか、主要なページが登録されているか、表示回数が発生しているかの3つを見ます。表示回数がゼロなら、Studioの公開設定で検索避けが入っていないかを確かめます。StartWithが相談を受けた案件で、委託先の制作会社がテスト用に入れた検索避けの設定が戻されず、サイトがノーインデックスのままだったことがあります。
Q. GA4では、まず何の指標を見ればよいですか
直帰率、1セッションあたりの平均ページ数、再訪の数の3つです。流入はあるのに直帰率が高く、平均ページ数が少なく、読者が問い合わせも資料ダウンロードもせずに離れて戻ってこないなら、足りないのは判断材料です。考えられる原因は2つで、判断材料を渡せていないか、サービスの魅力が相手のニーズと合っていないかです。この場合、StartWithは導線とUIを疑いません。StartWithが見てきた案件では、本当に検討している読者は、多少UIが悪くても問い合わせてくれます。
Q. 計測タグは、何を設定すればよいですか
メール配信ツールのタグ、広告のタグ、コンバージョンの目標の3つです。計測タグが抜けている案件を、StartWithは2件見ています。メール配信ツールのタグが入っておらず、メルマガから来た読者の数を計測できていなかった案件と、Google広告の目標が設定されておらず、広告経由の問い合わせが測れていなかった案件です。計測タグを入れると、直した時点からデータが取れます。
Q. 資料のダウンロードボタンは、なぜ必要ですか
問い合わせフォームだけだと、まだ決めていない読者が押すボタンがありません。問い合わせは、決めた人だけが押します。資料のダウンロードなら、比べている段階の読者も押せます。用意するのは、資料、メールアドレスの入力フォーム、記事とサービスページからそのフォームに行く導線、計測の目標への追加の4つです。
Q. Studioで記事の置き場所をつくると、何が変わりますか
サービスページだけでは、検索される言葉を拾えません。サービス名を知らない読者は、その名前では検索しないためです。記事は、5つのなかでいちばん時間がかかります。効きはじめるのは6か月目からと、StartWithは計画値で見ています。StartWithの代表は、Webデザインを学ぶ前、オリジナル商材と他社から仕入れた商品を同じECサイトで売っている会社でWebディレクターをしていました。商品名で検索されていたのは、オリジナル商品のほうだけでした。StartWithは、検索されるかどうかは、オリジナルの商品やサービスがあるかと、同じ商材でも自社から買う理由があるかの2つで決まると見ています。StartWithは、困りごとの言葉で記事を書くときも同じことが起きると見ています。そこにしかない中身があるものだけが選ばれる点は、商品でも記事でも変わらないためです。記事に置き換えると、1つ目は自社でしか書けない中身があるか、2つ目は同じテーマでも自社から読む理由があるかだと、StartWithは見ています。記事の置き場所ができると、サイトは、サービス名で探した人だけでなく、困りごとの言葉で探した人にも見つかる形になります。
Q. 5つの手順は、どの順番で進めればよいですか
進めるのは、上からの順番です。計測が直っていないと、手順4と手順5が効いたかどうか分かりません。5つとも社内で進められます。外注を考えるのは、タグの知識がなく担当者の手が管理画面で止まるとき、読者が決められる並べ方に情報設計の知見がいるとき、検索される言葉を選んで書きつづける時間が取れないときです。StartWithは、この3つとも引き受けています。