「狙うキーワードを決めてください。」
ホームページに記事を足そうとすると、制作会社や書き手から、こう言われることがあります。
キーワードとは、お客さんがGoogleの検索窓に打つ言葉のことです。
Googleで検索したときに見つけてもらうための工夫(SEO)では、まずこの言葉を決めます。
StartWithは、お客さんが実際に打った言葉から選んでいます。手順は、次の3つです。
- お客さんが打った言葉を集める
- 言い方の違う候補を比べる
- 1ページに1つの言葉を当てる
StartWithは、起業家のためのホームページ運用パートナーです。自社のホームページでも、狙った言葉と、実際に表示された言葉がずれていました。
この記事では、言葉の選び方をお伝えします。調べる道具の使い方は書きません。
課題|自分たちの言葉で選ぶと、何が起きる?
狙った言葉で探すお客さんがいなければ、その言葉からはページに人が来ません。
その場合、記事を何本足しても、書いた時間と費用は問い合わせにつながりません。
StartWithの自社のホームページでは、狙った言葉での表示回数が0回でした。
- 2026年9月21日に、Googleで何回表示されたかを測りました(Googleサーチコンソール)。
- 期間は、8月24日から9月20日までの28日間です。
- 見張っていた言葉のうち、記事を公開済みだった8つを数えました。
- 8つとも、表示回数は0回でした。
公開から日の浅い記事も含むので、0回の理由はまだ分かりません。
ただ、そのうち3つは、同じ時期に別の言い方で表示されていました(このあとの実例でお伝えします)。
記事の数を増やす前に、狙う言葉を確かめる必要があります。
原因|なぜ、お客さんの言葉とずれる?
会社の中で使う言葉と、お客さんが困ったときに打つ言葉が違うからです。
StartWithも、自社のホームページで「サイト」という言葉を使っていました。
2026年9月19日に、Googleで検索される回数の目安を調べました(アラマキジャケの推定値)。
- サイト制作:月800回
- ホームページ制作:月9,680回
StartWithは、この日から、自社のホームページの言葉を「ホームページ」にそろえました。
お客さんが何を打つかは、会社の側では決められません。
代表が以前いた通販の会社では、オリジナルの商品と、仕入れた商品を売っていました。
検索されていたのは、オリジナルの商品のほうだけでした。
StartWithは、検索されるかどうかは2つで決まると考えています。
- その会社にしかない商品やサービスがあるか。
- その会社から買う理由があるか。
キーワードも、会社が売りたいものの名前ではなく、お客さんが探しているものの言葉から選びます。
手順|キーワードを選ぶ3つの手順
集める・比べる・当てる、の順に進めます。
| 手順 | やること | StartWithの例 |
|---|---|---|
| 1. 集める | お客さんが実際に打った言葉を、広告と検索の記録から拾う | Googleサーチコンソールで、表示された検索語を見る |
| 2. 比べる | 同じ意味で言い方の違う候補を並べ、検索の多いほうを取る | この記事の言葉を月136回と24回で比べた |
| 3. 当てる | 1ページに1つの言葉を決め、タイトルの前半に入れる | 記事ごとに狙う言葉を1つ決めている |
手順2の136回は「SEO キーワード 選び方」、24回は「ホームページ キーワード」です。
どちらも、2026年9月23日に調べたアラマキジャケの推定値です。
多いほうの言葉を、この記事のタイトルの前半に入れました。
StartWithのSEO対策の1つは、広告と検索の記録からお客さんが打った言葉を拾い、文章に組み込むことです。
実例|StartWithのホームページでは、何が分かった?
同じ悩みでも、お客さんは、StartWithが狙った言葉とは違う言い方で検索していました。
2026年8月26日から9月22日までの28日間を、Googleサーチコンソールで見ました。
| StartWithが狙った言葉 | 実際に表示された言葉 | 表示回数 |
|---|---|---|
| 問い合わせ 減った 原因 | ホームページ 問い合わせ 減った | 12回 |
| WEB担当 一人 | 一人web担当者 | 10回 |
| GA4 GTM 二重計測 | ga4 二重計測 | 3回 |
狙った3つの言葉は、同じ28日間の一覧に1回も出てきませんでした。
お客さんは「ホームページ」を頭に付けたり、言葉の順番を入れ替えたり、一部を省いたりしていました。
28日間の表示回数は、全部で217回です。まだ少ない数字なので、3件の事実として受け取ってください。
まとめ|まず、何から始める?
キーワードは、会社の中の言葉ではなく、お客さんが打った言葉から選びます。
3つの手順を一度に進めなくてかまいません。
まず、制作会社か担当の方に、ホームページが表示された検索語の一覧を出してもらってください。
一覧が届いたら、次の2つを見ます。
- 狙った言葉が、一覧に出ているか。
- 出ていなければ、どんな言い方で表示されているか。
狙った言葉が1回も出てこなければ、言葉を選び直す合図です。
ご相談|言葉を選ぶところから任せたいときは?
StartWithは、起業家のためのホームページ運用パートナーです。
複数のページからなるホームページをお任せいただく場合は、次のことをおこないます。
- 狙う言葉を選び、記事を書いて、公開したあとも直します。
- Googleで何番目に出ているかを、週1回測ります。
- 表示された検索語を見て、記事とページの言葉を直します。
- 月1回、数字をまとめたレポートをお渡しします。
本業に集中しているあいだも、ホームページの言葉が、お客さんの言葉に合わせて直っていきます。
毎週測って直せるのは、作業をAI(Claude Code)でおこなっているためです。
1ページだけのホームページ(LP)には、記事と週1回の測定は含みません。
ご相談は、お問い合わせからお送りください。
StartWithの支援が向く会社と、向かない会社
お客さんの言葉に合わせてホームページを直しつづける進め方が合うかどうかを、判断するための一覧です。
StartWithの支援が向く会社
- 検索から、お客さんに見つけてもらいたい会社。
- オーソドックスなホームページでよい会社。
- 記事とページの言葉を、測りながら直しつづけたい会社。
StartWithの支援が向かない会社
- デザインや動きに凝ったホームページにしたい会社。
- 管理画面から、自分で文章を直したい会社。
- StudioやWordPressのまま、更新を続けたい会社。
この記事のよくある質問
Q. SEOのキーワードは、何を基準に選べばよいですか
お客さんが実際に打った言葉を基準にします。StartWithは、打った言葉を集め、言い方の違う候補を比べ、1ページに1つの言葉を当てて選んでいます。
Q. 業界で使っている言葉を、キーワードにしてはいけませんか
お客さんも同じ言葉で検索しているなら使えます。StartWithが2026年9月に調べた推定値では、サイト制作が月800回、ホームページ制作が月9,680回でした。
Q. お客さんが打った言葉は、どこで分かりますか
Googleサーチコンソールで、ホームページが表示された検索語の一覧を見られます。制作会社か担当の方に、一覧を出してもらってください。
Q. 1つのページで、いくつの言葉を狙えばよいですか
StartWithは、1ページに1つの言葉を決めています。決めた言葉は、タイトルの前半に入れます。