「問い合わせは来るのに、商談にならない」。StartWithは、ホームページが話しかける相手を、広げすぎていることが原因だと見ています。
StartWithは、向かない相手とお受けしていないことも書けば、読んだ人が問い合わせる前に判断できると考えています。
この記事では、StartWithが自社で決めていることを例に、ホームページに書き足す3つの手順をご紹介します。
問い合わせの数を増やす手順ではありません。合わない相手からの問い合わせを減らすための手順です。
課題|問い合わせが商談にならないと、何が起きる?
合わない相手からの問い合わせが続くと、本業に使う時間が削られます。
問い合わせが来れば、返信をして、日程を合わせ、話を聞くことになります。話を聞いてはじめて、合わないと分かることもあります。
たとえば、会社の会議にお弁当を届けるお店で考えてみます。次のような相談は、話を聞いても注文になりません。
- 当日の朝に、すぐ届けてほしいという相談。
- 配達していない地域への、お届けの相談。
- お店で作っていない、特別なメニューの相談。
1件ずつ返信しているあいだ、本当に来てほしいお客様への返事は後回しになります。
問い合わせの件数だけを見ていると、この時間の損は数字に出てきません。
原因|なぜ、合わない相手から問い合わせが来る?
StartWithは、読む相手を広げて言葉がぼやけ、読む人が「自分向けか」を判断できないためだと見ています。
この見方では、件数が増えないときも原因は同じです。読む人から見て、「ここに頼む理由」が見つからないことです。
手を打つ前に、ホームページを次の3つで見直してください。
- どんな立場の人に、話しかけているか。
- その人が、いま何に困っているか。
- 自社のサービスが、その困りごとに答えているか。
問い合わせの件数そのものが減っているなら、件数が減ったときに原因を絞る手順で、先に原因を絞り込みます。
解決策|ホームページに、何を書き足せばいい?
向く相手・向かない相手・仕事の進め方の3つを、この順に書き足します。読んだ人が、自分で「合う・合わない」を決められるようにするためです。
手順1|向く相手を、立場と困りごとで書く
向く相手は、読む人の立場と、いま困っていることで書きます。読んだ人が「自分のことだ」と分かる書き方にします。
お弁当のお店なら、たとえば次のように書きます。
- 会議や研修のお弁当を、毎週決まった曜日に頼みたい総務の方。
- 取引先との会議で、見た目のよいお弁当を出したい会社。
手順2|向かない相手と、お受けしていないことを書く
向かない相手は、読んだ人が自分で外れられるように、条件で書きます。
「本気でない方」のような書き方では、読んだ人は自分のことかどうかを判断できません。
お受けしていないことも、並べて書きます。お弁当のお店なら、たとえば次の3つです。
- 当日の朝のご注文。
- 配達している地域の外への、お届け。
- お店で作っていない、特別なメニュー。
手順3|仕事の進め方を見せて、選んでもらう
最後に、ご依頼を受けてからの進め方を書きます。お弁当のお店なら、注文の締め切りと、届けるまでの流れです。
StartWithは、やり方が具体的に書いてあれば、合わない相手は問い合わせる前に気づけると考えています。
根拠|StartWithは、なぜ「向かない会社」を書く?
StartWithは、どこにでも頼めるように見えると選ばれにくいと見て、お受けする範囲を決めています。
1件の例として、ある制作会社がGoogleの検索結果に出していた広告(リスティング広告)を挙げます。
StartWithの代表が運用した広告では、見に来た人が前年の4倍でも、増えた問い合わせは1か月で3件でした。
StartWithは、頼む理由が読めなければ、人を集めても問い合わせは増えにくいと見ています。
コラム記事の末尾にも、「向く会社と、向かない会社」を置いています。お受けしていないことは、たとえば次の3つです。
- デザインや動きに凝ったホームページ。
- お客様がご自分で文章を直せる仕組み(管理画面)を入れること。
- Googleの広告の運用。
StartWithは、起業家のためのホームページ運用パートナーです。
お知らせや文字の変更まで、AI(Claude Code)でホームページのファイルを直しています。
そのため、文字・画像・お知らせの差し替えは、回数を決めずにお受けしています。
向く相手やお受けしていないことの書き直しは、文字の差し替えで済みます。事業が変わっても、気にせず頼めます。
ホームページに書いた「向く相手」と「お受けしていないこと」が、いつも今の事業と同じになります。
まとめ|まず、何から始める?
まず、自社がお受けしていないことを3つ書き出してください。
お受けしていないことは、読む人に確かめなくても、社内で決められるためです。向く相手は、読む人の困りごとを確かめてから書きます。
| 手順 | 書くこと | お弁当のお店の例 |
|---|---|---|
| 1 向く相手 | 立場と困りごと | 毎週、会議のお弁当を頼みたい総務の方 |
| 2 向かない相手 | 条件と、お受けしていないこと | 当日の朝のご注文はお受けしない |
| 3 進め方 | 締め切りと流れ | 注文の締め切りと、届けるまでの流れ |
書き出した3つの「お受けしていないこと」は、ホームページを直している会社に送り、載せてほしいと頼んでください。
ホームページをStartWithに任せていただく場合は、送っていただいた3つを文章に書き起こします。
StartWithの支援が向く会社と、向かない会社
ホームページの運用をStartWithに任せるかどうかは、次で判断できます。
StartWithの支援が向く会社
- ホームページを、速く直しつづけたい会社。
- デザインや動きに凝らない、オーソドックスなホームページでよい会社。
- お客様がご自分で文章を直す仕組み(管理画面)が、なくてよい会社。
StartWithの支援が向かない会社
- デザインや動きに凝りたい会社。
- 管理画面から、自分で文章を直したい会社。
- StudioやWordPressのまま、運用を続けたい会社。
この記事のよくある質問
Q. 問い合わせは来るのに商談にならないのは、なぜですか
StartWithは、読む相手を広げて言葉がぼやけ、読む人が「自分向けか」を判断できないためだと見ています。
Q. 向かない会社は、どう書けばよいですか
向かない相手は、読んだ人が自分で外れられるように、条件で書きます。お受けしていないことも、並べて書きます。
Q. 広告で人を集めれば、問い合わせは増えますか
StartWithは、頼む理由が読めなければ、人を集めても問い合わせは増えにくいと見ています。StartWithの代表が運用した広告では、見に来た人が前年の4倍でも、増えた問い合わせは1か月で3件でした。
Q. まず、何から始めればよいですか
まず、自社がお受けしていないことを3つ書き出してください。お受けしていないことは、読む人に確かめなくても、社内で決められるためです。